ガンのしくみ

ガンのしくみ

細胞サイクルとは

  • 私たちの身体は約37兆2千億個の細胞からできており、定期的に新しい細胞と入れ替わっています。
  • チェックポイントが壊れて異常な細胞が増え続けると腫瘍になり、命に関わる腫瘍を悪性腫瘍と言います。

 

  • ※細胞サイクルの仕組み
  • ヒトの体は約37兆2千億個という膨大な細胞数で成り立っており、その多くが細胞分裂と細胞死(アポトーシス)を繰り返すことで、一定の数を保っています。
  • 正常な細胞は、細胞周期で分裂を行い、遺伝子(DNA)の損傷や複製の異常を各周期の間のチェックポイントで監視し、異常な細胞はアポトーシスで排除されます。
  • しかし、そのチェックポイントが破綻してしまうと異常な細胞が残り続ける事となり、これがガンの発生と進行の大きなひとつの要因ではないかと推測されています。
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アポトーシスとは

  • アポトーシスとは、ヒトのような多細胞生物の体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる管理・調節された細胞の自然死のことで、あらかじめ決められた周期で行われています。
  • 進行ガンの場合には免疫細胞の働きが低下し、自らの力でアポトーシスが起こしにくくなります。

 

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血管新生とは

  • ガンは、自らが大きくなるために必要な栄養や酵素を補給しようと、粗悪な血管を作ります。これを血管新生と呼びます。

 

  • 血管新生は、新しく血管が作られることで、大人では子宮内膜で性周期に応じて起こったり、傷が治る創傷治癒の過程など必要に応じて起こります。
  • 言い換えれば、むやみに血管新生しないよう制御機構が働いているということを意味し、その制御機構が異常になる病気の代表がガンなのです。
  • ガンは2~3㎣程度まで成長すると、栄養や酵素が不足して成長が止まります。そこでガン細胞は自らの血管新生を行う為の因子をまき散らし、周囲の血管から血液を引き込み始め、ガン細胞の増殖や転移・浸潤を促進させます。
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慢性炎症とは

  • 慢性炎症とは、ガンがCOX-2を発生させることで、発熱などを促す炎症物質が過剰かつ慢性的に産生されることです。血管新生や転移の原因にもなります。つまり、COX-2の発生をブロックすれば慢性炎症は起こりづらいのです。
  • ※COX-2・・・炎症や痛みを引き起こす物質の生成を加速する酵素
  •                       [Weblio辞書参照]

 

  • 最新の研究より、長期間体内でくすぶり続ける「慢性炎症」が、メタボリックシンドローム、ガン、自己免疫疾患といった様々な疾患に共通する基盤病態となっていることもわかってきました。
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食事とガンについて

  • 正常な細胞もガン細胞も、どちらもブドウ糖をエネルギーにして生きています。ところが、ガン細胞は正常細胞よりもブドウ糖を取り込む力が強いので、ブドウ糖を摂取すればするほどガン細胞が元気になってしまうのです。

 

  • ブドウ糖は生体の主要なエネルギー源として有名ですが、生体が利用できるエネルギー源にはもう一つ、脂肪酸から生成される「ケトン体」というものがあります。ブドウ糖とケトン体は、どちらも最終的にはミトコンドリアによってエネルギーへ変換されますが、ガン細胞は自らミトコンドリアを不活性な状態に追いやってしまう為、エネルギーに変換することができなくなってしまいます。しかし、それでもガン細胞が生きて活動しているのは「解糖系」という、酵素とミトコンドリアを必要としない方法でエネルギーを産み出しているからです。この解糖系にはブドウ糖しか使えません。その為、ガン細胞はブドウ糖だけをエネルギー源に生きているのです。こういったガン細胞の特徴に注目して「ケトン食」という食事法が注目されていますが、重度糖尿病患者などでは禁忌となる為、専門家の指導の下に行われる方が良いでしょう。
  • また、ブドウ糖の問題点として、摂取による血糖値上昇で分泌される「インスリン」それに関連して活性される「インスリン様成長因子(IGF-1)」がガン細胞の増悪に深く関与していることも判ってきています。直接的にIGF-1を高含有する食品は乳製品全般であり、ガン患者の食事において最も避けるべき食品の1つと考えられます。
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