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月別アーカイブ: 2015年10月

第21回 健康づくり教室 開催

平成27年10月17日(土)に開催しました。今回は三大栄養素のタンパク質を取り上げてみました。タンパク質とは何でしょう?生命の根底をつくる最も大切な栄養素、それがタンパク質です。ヒトの身体は、頭のの先からつま先まで全てタンパク質でできています。私たちが食べたり、ものを見たり、歩いたり、考えたりできるのも、そして病気になったりするのも、全てタンパク質がかかわっています。タンパク質体重の約1/5を占め、血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であるとともに、酵素などの生命維持に欠かせない多くの成分にもなります。エネルギー源としてもつかわれることもあります。

私たちの身体の細胞は日々分解され(異化)、新しくつくられて(同化)います。異化>同化は病気のの発症や老化現象が進み、異化=同化という同じレベルで保たれるときは、私たちは健康でいられます。そのためには栄養という材料が必要となります。このときに一番重要な栄養素がタンパク質です。体をつくっているタンパク質の一部は常に分解され、食べたタンパク質と合わせて、作り直されます。タンパク質の材料には、体の中でつくることができないもの(必須アミノ酸)もあるため、私たちは毎日食べ物からタンパク質を補給しなくてはなりません。栄養素の中で最も重要といっても過言ではありません。……DSC_0487

第20回 健康づくり教室 開催

平成27年9月19日(土)に開催いたしました。今回はヒトが生きていくうえで絶対に必要な栄養素「ビタミン・ミネラル」についてお話させていただきました。ビタミンとミネラルは食事などを通じて、毎日摂らなければなりません。一部のビタミンは腸内善玉菌がつくりますが、ミネラルだけは体の中でつくることができませんので、外から摂るしかないのです。

ビタミンというと、まず“活力”とか“健康”をイメージする方が多いのですが、実際に、ビタミンの「ビタ」(VITA)は「生命」とか「活力」を意味する言葉で、生命に不可欠な物質という意味をこめて名づけられました。正に、三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質などとともにヒトが生きていくための必要不可欠な栄養素の一つなのです。ビタミンは体の中で三大栄養素の代謝を助ける働きをしており、ミネラルと並んで微量栄養素といわれます。糖質・脂質・タンパク質のように、エネルギーになるものではありませんが、それがないと人体という“機械”がスムーズに動かない、いわば“潤滑油”のような働きをしています。……